2020年2月22日、“野人”中西学さんが引退。

27年間のプロレス人生に別れを告げました。

当時はバラエティー番組にも数多く出演していましたが現在は愛知県小牧市のガソリンスタンンドで勤務しているそうです。

そこで今回は、

  • 中西学さんの引退理由は何?
  • ガスステーションは愛知県小牧市のどこ?

について詳しく解説していきます。

中西学の引退理由は何だったのか?

引用元:中西学Instagram

中西学さんが引退したのは54歳の時。

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引退理由は首の怪我が原因です。

引退会見では、

「首の怪我から、思うような動きができなくなった。このまま続けていくよりけじめをつけようと思った」

と語っていました。

中西学はいつ首の怪我をしたの?

2011年6月の試合中に首に大けがを負いました。

診断は「中心性髄損傷」

救急搬送された当初は全身麻痺状態で首から下は全く感覚がなく寝たきり状態だったそうです。

当時の医者からは寝たきりになるかもしれない、よくなったとしても車椅子といわれたそうです。

お見舞いに来たプロレスラーの永田さんが号泣してしまったんだとか…

それほど酷い状態だったということですね。

もちろん、リングへの復帰は絶望的でした。

しかし、中西学さんは10月に手術を受け、それから1年4ヶ月でリングに復帰します。

ここまで酷い状況から復帰することは並みの根性ではできないことでしょう。

野人と親しまれ、全力ファイトの信条とする中西学さんだからこそできたのではないかと思います。

しかし、やはり怪我する前の状態までは回復しなかったようです。

ファンからも選手からも愛されてきたプロレスラー中西学さんは引退を決意しました。

首の怪我をしたプロレスラー

やはり、怪我は選手生命を縮めてしまいます。

首の怪我をしてしまったプロレスラーは中西学さんだけではありません。

  • ハヤブサ⇒2001年10月22日、試合中のアクシデントにより重傷
  • 高山善廣⇒2017年5月4日の試合中に負傷 頭部を強打
  • 髙橋ヒロム⇒頚椎複数骨折。

ほかにも何人かのプロレスラーが試合中に、首の怪我を負いました。

怪我によっては選手生命を絶たれてしまったり、たとえ復帰できたとしてもリハビリが必要です。

また、中西学さんのように復帰しても怪我をする前のような動きができずに引退してしまう選手もいます。

中西学さんも復帰してから以前のようなキレのある動きができていなかったのはファンも感じていたことでしょう。

誰よりもご本人が悔しかったと思います。

しかし、プロレスラーとして自分の限界までリング上で奮闘する姿をみせてくれました。

中西学引退記念大会の様子

引用元:X

2020年2月22日に東京・後楽園ホールで新日本プロレス「中西学引退記念大会」が行われました。

メインイベントの引退試合で中西は、天山広吉、小島聡、永田裕志と組んでオカダ・カズチカ、棚橋弘至、飯伏幸太、後藤洋央紀と対戦。必殺のアルゼンチンバックブリーカーで棚橋を追い込み、雪崩式ブレーンバスター、トップロープからのダイビングボディアタックを繰り出したが最後は後藤のGTR、飯伏のカミゴエ、オカダのレインメーカーと相手の必殺技を全身に刻み、トドメに棚橋のハイフライフローで圧殺され野人は壮絶に散った。
引用元:https://hochi.news/articles/20200222-OHT1T50325.html?page=1

中西学さんはこのように語っていました。

これで終わりやのうて、現役は終わりなんですけど一度プロレスラーしたからには死ぬまでプロレスラーやと思うてますので…マサ斎藤さんもそう言うてはりました。そやから、死ぬまでプロレスラーですからトレーニングを続け第二の人生思いっきり歩んでいきたいと思います。ありがとうございました」
引用元:https://hochi.news/articles/20200222-OHT1T50325.html?page=1

死ぬまでプロレスラーと語った中西学さん。

ファンからも選手からも愛される偉大な選手でした。

中西学のプロフィール

出典:中西学Instagram

中西学(なかにし・まなぶ)

誕生日:1967年1月22日

出身:京都市

宇治(現・立命館宇治)高校時代よりアマレスで活躍し、全日本選手権4連覇を達成。

92年のバルセロナ五輪に出場

当時の身長186センチ、体重120キロ。

得意技:アルゼンチンバックブリーカー、野人ハンマー、大☆中西ジャーマン、ヘラクレスカッター

中西学さんは現在愛知県小牧市のENEOSで働いている

現在は愛知県小牧市内にあるガスステーションENEOSに勤務しているそうです。

朝月曜日から土曜日の朝8時から19時まで週6日勤務しているんだか。

週6日、月曜から土曜の朝8時から夜19時までです。休みの日曜も職場で用事をしたり、プロレス関係の仕事をしたりなので、現役時代よりも今のほうが忙しいかもしれません。

働くきっかけは中西学さんは実家の茶農園を継ぐ意志はあったもののお父さんが体調を崩し、鬼さんも体力的に運営が厳しく廃業。

コロナ禍でトレーナー職も厳しかったんだそうです。

そんな時、昔から懇意にしてくれた社長さんに相談したところ、

「俺が経営するガスステーションで働かないか?」

と誘ってくれたとのこと。

中西学さんの働いてるガスステーションは愛知県小牧市

愛知県小牧市のENEOSで働いているそうです。

中西学の引退理由と第二の人生まとめ

いかがでしたか?

野人と呼ばれ愛されてきたプロレスラーの中西学さんは、2011年に負った首怪我が原因で引退しました。

しかし、当時は絶望的だと言われた大けがから復帰すると言う不屈の精神がファンの心を揺れ動かしました。

現在は愛知県小牧市のガスステーションで週6日勤務しています。

中西さんにお会いしたいけど、会いにいけばご迷惑がかかるので影ながら応援することにします。

現在も新日本プロレスとはレジェンド契約を交わしていて、プロレス関係の仕事があれば可能な限りしたいと語っていました。

プロレス界もやっとコロナ禍から脱してきましたからね。今の生活がもう少し落ち着いたら、一夜だけでも復活してリングで大暴れしたいですよ。現役当時とまではいかないけど、体も鍛え直して、お客さんを楽しませられる思い切った試合をしたいですね。
引用元:Yahooニュース

今後プロレスラーとして復帰もありえるかもしれません。

中西学さんなら本当にやってくれそうな気がします。

そんな日がくることを心待ちにしています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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