箱根駅伝の注目選手の1人である創価大の吉田響選手(3年生)。

 

2023年の出雲駅伝日本大学駅伝で2大会連続5区区間賞を受賞しました

 

そんな吉田響選手は、2023年4月に東海大学から創価大学に編入しました。

 

箱根常連校の東海大の陸上部を退部し、創価大学へ編入したことは当時話題になりました。

 

一体なぜ、東海大学の陸上部を退部して、創価大学に編入したのでしょうか?

 

今回はその理由を調査しました。

 

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吉田響が東海大の陸上部を退部し、創価大に編入した理由

 

大学1年生の頃から、吉田選手の夢は箱根駅伝で山の神になることでした。

 

豆知識

山の神とは、箱根駅伝の第5区で非常に優れた走りを見せ、チームの総合優勝に大きく貢献したランナーのことです

 

しかし、吉田響選手は、大学2年生の時、健康面と精神面の理由で東海大学の陸上部を退部

 

吉田響選手に一体何が起きたのでしょうか?

 

理由もなく涙が出るようになった

吉田響選手のX(旧Twitter)では、退学についてこのように話されていました。

 

引用元:https://twitter.com/hibiki_run/status/1641953531333873664

 

チームと私の間で競技への考え方が一致しない

と書かれています。

 

駅伝はチーム戦です。

 

チーム同士で競技への想いや考え方が違うことで悩んでしまったのかもしれません。

 

理由もなく涙がでたり、寝れなくなったりと、吉田響選手は精神、体調の面で異常が出てきたそうです。

引用元:https://twitter.com/hibiki_run/status/1641953531333873664

よほど精神的に追われている様子です。

 

「辞めたいという思いが8、9割占めていました」

「附属高校出身で期待を裏切った部分もありました。葛藤も悩みもありました

引用元:Yahooニュース

 

退部した頃はマラソンを辞めようとまで思っていたそうです。

 

創価大の瀬上監督からスカウトされる

しかし、創価大陸上部の瀬上監督にスカウトされ、

「一皮むけて成長したい、環境を変えてチャレンジしたいという気持ちが大きくなった」

と気持ちに変化があったようです。

 

その後、創価大学の編入試験に見事合格し、2023年4月に創価大学に3年生で編入しました。

 

そして、最大の目標でもある、箱根駅伝の5区で区間新記録を作って『山の神』になりたい!と覚悟を決めたそうです。

 

2024年箱根駅伝では5区で走ります。

 

吉田響の東海大学時代の経歴

 

2021年:東海大学入学⇒陸上部に入部

●第98回箱根駅伝5区で7人抜き区間2位

 

2022年:東海大箱根予選会通過

●チームトップの走りで東海大の予選通過に貢献。

しかし、本人は満足のいく結果が出せなかったと語っています。

 

2023年:第99回箱根駅伝⇒本登録メンバーに名前なし

●箱根予選会に参加したものの、2ヶ月半後の箱根本選の登録メンバー16人の中に吉田響選手の名前はありませんでした。

 

2023年2月:東海大学陸上部退部

箱根駅伝の翌月、吉田響選手が大学2年生の時、健康面と精神面の理由で東海大学の陸上部を退部しました。

 

その後創価大陸上部の瀬上監督にスカウトされる。

創価大学の編入試験に見事合格

2023年4月:創価大学に3年生で編入 

 

 

【区間賞】創価大での吉田響選手の活躍

2023年4月に創価大学に転入してからは精神面、体調不良からも見事に脱却したようです!

 

「心身ともにリラックスして競技に取り組めています」とその表情も明るい。

もちろん、東海大時代の感謝も忘れず、「東海大時代からも含めて、たくさんの方に応援していただいて競技ができています」

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/857ae366099ef750b5d94f4be932df41b6b51f64

創価大学編入後は温かいメンバーに恵まれ、リラックスしてマラソンに取り組めているそうです。

 

実際に、2023年10月に区間賞をとった際、創価大のチームメイトが吉田選手に駆け寄り、頭をなでたり、感謝の言葉や区間賞の受賞を一緒に喜んでいた様子が印象的でした。

 

また、吉田響選手は退部した東海大学時代の感謝も忘れず競技に取り組めているとのこと。

 

創価大編入後も素晴らしい成績を残しています。

 

2023年10月9日 第35回出雲駅伝 

5区区間賞

【距離】6.4km 

【タイム】17分45秒

 

2023年11月5日 第55回全日本大学駅伝

5区区間賞

【距離】12.4km 

【タイム】35分18秒 

区間記録を29秒更新しました。

 

粘り強い走りが特徴の吉田選手。

 

第100回箱根駅伝では5区の山区間にエントリーされています!

 

どんな走りを見せてくれるのか楽しみですね。

 

吉田響選手プロフィール

引用元:X(旧ツイッター)

名前 吉田響(よしだ ひびき)
生年月日 2002年8月20日
年齢 21歳
出身地 静岡県
出身中学 御殿場市立原里中学校
出身高校 東海大翔洋高校
身長 161cm
体重 46kg

 

まとめ

いかがでしたか?

 

今回は、吉田響選手が、東海大学から創価大学編入した理由についてお伝えしました。

 

・陸上部メンバーとの考え方の不一致

・本人の体調面・精神面での不調

が主な原因だったようです。

 

一時期はマラソンを辞めようとまで思ったこともあったそうですが、もう一度吉田選手の最大の目標でもある、箱根駅伝の5区で区間新記録を作って『山の神』になりたい!と覚悟を決めたそうです。

 

創価大に編入し、精神面や体調面の不調を乗り越えた吉田選手。

 

箱根駅伝では区間賞・山の神目指して頑張ってほしいですね!

 

これからも活躍を応援しています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。